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ヴェーダーンタの実践(12)

13、あなたは真我(あるいはブラフマン)の中に、そしてそれを通じて、妻や子供を愛している。真我は肉体の中に隠されているのだ。
 本当にただ肉体だけが好きなのであれば、死体も愛するべきである。死体は死後の硬直した状態で、腐敗している。
 しかしあなたはそれを愛するどころか、できるだけ早くその死体を取り除こうとする。

14、家が燃えたら、あなたはまず自分自身が助かろうとし、所有物、妻、子供たちは無視する。
 これは明らかに、あなたが肉体の中に隠れている非常に高い段階の「何か」に対して愛を捧げていることを示している。
 その「何か」はあなたにとって、世界の何よりも愛おしい。
 その「何か」とは真我、あるいはブラフマン、すべてのものの真我、普遍的な意識、アディシュターナ、あるいは、すべてのものにとっての、全世界にとっての根底にある本質なのである。

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