マハー・ヴェーダ・ムドラー
6 マハー・ヴェーダ・ムドラー
①蓮華座を組む。組めない人は達人座でもよい。
②息をいっぱいに吸い、息を止め、三つのバンダを行なう。
③両掌を体の左右の床につけて、体を持ち上げる。
④お尻を床に打ちつけるようにして、体を落とす。
⑤お尻を持ち上げては床に打ちつけることを、何度も繰り返す。
達人座で行なう場合は、両掌を前の床につき、膝は床につけたままでお尻だけを持ち上げ、会陰部を何度もかかとに打ちつけるようにする。
⑥苦しくなったら、息を吐く。
☆マハー・ヴェーダ・ムドラーの効果
①食物の消化力を保つ。
②気を自由にコントロールできるようになる。
③スシュムナー気道に気が集中する。
④クンダリニーの覚醒を促す。
⑤中風を予防する。
⑥若返る。
⑦体力の衰えを予防する。
⑧気の働きが微細になる。
⑨しわや若白髪を予防する。
⑩サマーディに近づく
⑪スシュムナー気道の結節を破る。
マハー・ムドラー、マハー・バンダ・ムドラー、マハー・ヴェーダ・ムドラーの三つは、三つセットで、1日に4回、または3時間に一回行なうとよいと、経典には書いてあります。
しかし実際は、必ずしもこの三つをやらなくてもいいでしょう。自分の好きなムドラーを選んで、1日に4回ほど行じるといいと思います。
-
前の記事
ボーディチッタを溶かし、四つの歓喜を生じさせる方法 -
次の記事
新しい経典朗読をアップしました