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要約・ラーマクリシュナの生涯(12)「修行の最初の四年間のその他の出来事」①

12 修行の最初の四年間のその他の出来事

 
 ゴダドル、後のラーマクリシュナがサーダナーに没頭した時期は、1856年頃から1867年頃までだといわれる。便宜上、これらを三つの時期に分けてまとめるならば、以下のようになる。

1856~1859年頃

 この時期の主要な出来事に関しては、既述の通りである。

1860~1863年頃
 
 この時期にゴダドルはブラーフマニーの指示のもと、タントラ聖典に基づく64の修行のすべてを行じた。

1864~1867年頃

 ジャターダーリーという僧からラーマのマントラを授けられ、ラームラーラーの像を得た。
 またこの時期に六ヶ月間ほど、女装などもしつつ、神の女性の友としてのバーヴァに没頭する修行も実践した。
 さらにこの時期に、トータープリーからヴェーダの教えを受け、ニルヴィカルパ・サマーディの境地に至った。
 また、ゴーヴィンダからイスラームの教えを教わった。

 また、これら以外にもゴダドルは、この約12年間の間に、様々なタイプの修行をおこなったといわれている。たとえばいくつかのヴィシュヌ派教団と接触し、伝統的なヴィシュヌ派の修行をおこなった。そのため、後にこれらのヴィシュヌ派のサーダカたちが大勢やってきて、ラーマクリシュナ(ゴダドル)に教えを乞うた。

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