yoga school kailas

◎猫のアーサナ

◎猫のアーサナ

①四つん這いの姿勢になる。

②息をゆっくり吐きながら、頭を下げ、同時に背中を丸くする。

③背中が十分に高く上がったところで、下腹を引き締めて息を吐き切る。そのまま3秒間保持する。

④息を吸いながら、高く上げた背中を降ろしていき、今度は逆に背中を反らせる。同時に顔は上に向ける。十分に背中が反り上がったら、そのまま三秒間保息する。

⑤ゆっくりと息を吐きながら、再び③の姿勢をとり、同様にそれを三秒間保つ。

⑥ゆっくりと息を吸いながら、④のように背中を反り顔を上げるが、今度はそれと同時に、左足を後方に伸ばして上げていく。上体と左足とが十分に反り上がったら、そのまま三秒間保息をする。

⑦ゆっくりと息を吐きながら、反らせた背中と左足とを同時にゆっくりともとに戻していく。

⑧続いて③を再び行ない、次に反対の足を上げて⑥~⑦を行なう。

⑧②~⑧をもう一度行なう。

☆猫のアーサナの効果

①腰の血行が良くなり、婦人科系の病気を治す。
②エネルギッシュになる。
③呼吸法をより充実させる助けとなる。
④スシュムナー管をまっすぐにし、アパーナ気を上昇させる。
⑤背骨を柔軟にし、神経の働きを整える。

◎変形の猫のアーサナ

①かかと立てて正座する。

②息を吐きながら、お辞儀をするようにして上体を床に倒していく。胸が腿につき、額は床に着く。肩を入れて腕を前にしっかり伸ばす。この状態で少し姿勢をキープしてもよい。

③さらに息を吐きながら、上体を前にずらしていく。胸は腿から離れ、お尻はかかとから離れ、腿は垂直に近い状態になり、胸は床に近づく(できれば床につける)。腰を入れて顔を上げて顎を床につけ、腕は前に伸びる。
 この状態で、息を止めるか、または普通呼吸で、5~10秒間保つ。

④息を吸いながら②の姿勢に返り、上体を起こして①の姿勢に返る。

☆変形の猫のアーサナの効果

①頚椎と胸椎を柔軟にして、それらに関係する脊髄神経を強化し整える。
②腰が引きしまって細くなる。
③胸郭を広げる。
④消化が促進される。
⑤胸、腹、背中、首、胃、腰などの筋肉を発達させ、その働きを良くする。
⑥甲状腺、肺、心臓、副腎、大腸、小腸、肝臓、脾臓等の働きを整える。
⑦脊椎が引き伸ばされ、脊椎の軽い脱臼は修正され、腰の故障が治る。背骨がしなやかになる。
⑧胃炎などにかかりにくくなる。
⑨腹部の病気を治す。

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