yoga school kailas

◎さまざまな経験

 はい。ちょっといろいろ難しい話も出るかもしれないんで、途中でいろいろ質問とかあったらどんどんしてくださいね。
 はい。ともかくこの、普通の人がどうでもいいようなことに使っているようなエネルギーを逆流させて覚醒のエネルギーに変えてしまうと。これがまずクンダリニー・ヨーガのスタートですね。これはここであろうとここであろうとどこでもいいんだけど。
 その目覚めたエネルギーが、まずヨーガ的なやり方では、背中をグーっと上がっていきます。さっきのこのスシュムナー気道のことですね。この過程で、ちょっと具体的なことを言うと、そうですね、まず、これはあの…今から言うことっていうのは絶対誰もが経験するわけではないけれども、経験する人としない人、つまり経験しなくても修行が進んでるっていう場合があるので、その辺はちょっと勘違いしないで欲しいのですが、一応オーソドックスなことを言うとね、まずそのクンダリニーの上昇の前段階、あるいはその上がってきた過程で、体が熱くなります。
 それから、呼吸法とかいろいろやってる時に汗が噴き出してきます。これは実は私も昔、もともと私は体質的に汗かかない方だったけれども、ヨーガ修行やってたらもう、すごい汗かくようになってきた。ヨーガ経典を見ると、呼吸法でかいた汗は神聖なエネルギーが入っててもったいないから体に塗りつけるとか書いてある。でもそれはまあ、それを実際やるかどうかはみなさんに任せるけれども、一応経典にはそう書いてあります。
 はい、そして汗が出てきて、次になんか背中を、いろんな感覚があります。例えば虫が這うような感覚とか、あるいは、・・・そうだな・・・なんかこう、汗が出てないんだけど汗が流れ落ちるような感覚とか、いろんな変な感覚があります。とにかくいろんな経験が始まると考えてください。
 で、その後に振動が起きます。つまり、物理的にですよ、物理的に体がガーッと振動します。あ、それからね、チャクラの振動とかも始まるね。私はよくこの丹田のチャクラがガーッと振動したことがあったけど――チャクラの振動が始まります。
 それが実際に物理的に誰が見ても揺れてる場合もあるし、自分だけが揺れてるっていう感覚の時もあります。これはたまにカイラスでもあるけども、「地震だ!」とか言って、全然誰も揺れてない。本人を見てても揺れてないんですよ。でも自分としてはなんか揺れてる感覚がある。こういう時もあるね。
 で、その振動が始まって、この後、ダルドリー・シッディとか、あるいはプーチャリー・シッディとか呼ばれる、体がポーンと浮き上がる現象が起きる。これは、まあそうだな、この段階でね、起きる人と起きない人がいます。だからこの段階で起きなくても、まあ別にいいんだけど、起きる人はガーンと起きてきます。
 そして、なぜそれが起きるのかっていうと、初期の段階としてはクンダリニーの強烈なエネルギーがガーッて上がり始めて、しかしまだ詰まりがいっぱいあるんだね、途中に。だからその詰まりにね、ガーンって当たっちゃうんです。物理的に当たっちゃうから、浮いちゃうんです。
 で、振動も同じね。振動もガーン、ガーン、ガーンってクンダリニーが上がろうとしてんだけど、詰まっているから揺れちゃうんです。ガーッてなってあまりにもそのエネルギーが強くなると、ゴーン!って浮いちゃうんです。
 ……まあ、高度な段階になればもうちょっと違う浮き方をするんだけど、初期段階ではそういう意味があるね。
 だからその場合は、つまり浮いてしまう人っていうのは、エネルギーが強くて詰まりが多い人です。
 だから逆に言うと、エネルギーが強いんだけど詰まってない人は浮かない。それから詰まりは多いんだけどエネルギーが弱い人は浮かない。エネルギーが強いっていうか、エネルギーが強くてさらにそれが上昇力が強い人。
 エネルギーが強いけども上昇あんましてない人っていうのも浮かないね。それから上昇すごいしてんだけど弱い人も浮かないね。だから、エネルギーが強くすごい上昇してる、かつ詰まってる人。この人がポーンと浮いてしまう。

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