東北人
いろいろな情報が錯綜しているようですが、
以前にも書きましたが、
こういうときに怖いのは、そして被害を増大させるのは、
災害の現象そのものよりも、人々の恐怖心です。
クールな頭脳と、ホットなハートと、おおらかな心で行きましょう^^
情報を冷静に分析しつつ、
自分のことよりも皆のことを考え、
常に神の愛を疑わないことです。
ところで、諸外国では、これだけの災害なのにパニックにならず、悲鳴もヒステリーも掠奪もなく、秩序だってなすべきことをなしているとか、自分の感情をコントロールする能力に優れているとか、日本人が驚きと共に称賛されているようですが、
それは確かに日本人のすばらしさでありますが、特に東北人の性質によるものも大きいのではないかと思います。
私も東北出身ですが、私なりに分析というか感じていた東北人の特徴というのは、
耐える。ひたすら耐える。耐えるのが普通。
自分が被害を受けているということに鈍感。
自分の苦しみを主張しない。どころか隠す。
周りに迷惑をかけたくない。
自分の苦しみは全部自分のせい。
自分の幸福は全部、ひとさまのおかげさま。
厳しい自然も、すべて受け入れる。その上で黙々と目の前のなすべきことをなす。
沖縄の「なんくるないさ」とはまたちょっと違うが、自然を受け入れるがゆえのおおらかさ、楽天的なところがある。すべてが駄目になっても、また一からやりなおせばいいというか、やるしかないんだという、覚悟に基づいたおおらかさ。
こういうところがあるように感じます。特に私の両親も含めて、お年を召した人にこういう傾向が強いように感じていましたが、若い人の中にもこういうタイプの人が多くいるのではないかと思います。
こういう性質はともすると「暗い」とよくいわれるわけですが笑、まさに菩薩のような資質ともいえますし、こういうときにこそその価値は理解されるものだと思います。
日本人の中でも特にこういう美徳を持つ東北の方々は、必ずこの危機を、笑いながら、当たり前のように、乗り越えて行くことができると思います。皆さんは世界に、驚きと共に称賛されています。日本の誇りです。頑張ってください!
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