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7 下位下按式タントウ

7 下位下按式タントウ

 これは毎日、他のタントウなどを修練する際の一番最初に行なうとよい。

 足を大きく開いて立ち、腿が床と平行になるくらい、しっかりとひざを曲げる。
 両腕は前に伸ばし、両手で三角形の形を作る。両手の指同士はくっつけない。
 膝は開きすぎず、逆に内側にしめるようにする。足首から下は、逆に外側に開くようにして踏ん張るようにする。
 口の中で、舌を上口蓋に押し付け、鼻から吸って口から吐く腹式呼吸をゆっくりと繰り返す。 
 できるだけ長く、この姿勢を保つ。
 疲れてきても、腰を上げないようにする。ずっと腿が床と平行を保てれば申し分ないが、無理な場合、どちらかというと腰が下がっていく方がよい。

・毎日1~2回行なう。時間はいつでもよいが、午後か夜が良い。
・空腹過ぎるときや満腹のときは、やってはいけない。
・練功前に、熱い飲み物を一杯飲むとよい。
・この姿勢をとっている間に、掌が発熱したり、全身が発熱したり、汗が出てきたならば、それはよい兆候である。
 逆に身体に寒気を感じたら、いったん中止し、日にちを置いてから再び行なう。
・汗が多く出てきたときは、練功終了後に、熱めのシャワーを浴び、熱いお湯などを飲むのもよい(必ずそうしなければいけないというわけではない)。

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