１．日々の生活上の戒律

１．日々の生活上の戒律

　以下のことを、日々できる範囲で守っていくようにします。
　完璧に守れるなら、修行の効果は著しく高まるでしょう。

　・非暴力・不殺生
　・正直
　・盗まない
　・禁欲（セックスやオナニーを一切しない）
　・独身の人は、異性と交際もしない
　・所有欲を持たない
　・心身を清浄に保つ
　・足るを知る。神から自然に与えられたもので満足する
　・悪友の近くに住んではいけない
　・長旅をしない
　・慢心を持たない
　・素直になる
　・誠実
　・教学をし、正しい見解を持つ
　・無駄話をしない
　・大食をしない
　・あらゆることにおいて好き嫌いをいわない
　・あらゆることにとらわれない
　・苦しみに耐える
　・師がいる人は、師に奉仕する
　・粗末な寝床に寝る
　・願望成就などを目的とした霊的な儀式等をおこなわない

２．食事について

　この段階では、まだあまり食事について気にする必要はないが、参考までに、良い食物と悪い食物をあげる。

　一日一食または二食がよい。
　二食の場合は、理想的には昼と夕方頃の二回がよいが、難しい場合は、それぞれの環境に応じた時間でよい。

☆推奨される食物
　バター
　根菜を中心にした野菜
　緑色の野菜
　黒色の野菜
　胚芽米、または何分付きかの玄米
　牛乳
　蜂蜜
　豆類
　カルダモン
　ハリタキー
　消化しやすいもの

☆あまり取らない方が良い食物
　消化しにくいもの
　腐った食物
　冷たすぎるもの
　辛すぎるもの
　酸っぱすぎるもの
　刺激性のもの
　しょっぱすぎるもの
　苦すぎるもの
　冷凍食品
　消化の悪いもの
　油の取りすぎ
　酒
　肉・魚
　ニンニク
　タマネギ
　酸味の果物
　ザクロ
　甘いお菓子類
　チョコレート
　辛子

３．聖典教学

　教学は、手当たり次第にいろいろと読むのではなく、数冊の本をじっくりと何度も繰り返し読むのがよい。

☆推奨する本・聖典

・シクシャー・サムッチャヤ
・バガヴァッド・ギーター
・入菩提行論
・安らぎを見つけるための三部作
・ナーローの６ヨーガ