心と言葉と顔
私はしょっちゅう電車を利用するんだけど、たまにおばさんとか、女子高生とかが、他人の悪口、批判を言っているのが聞こえてくる。
それは私の隣だったり、目の前に座ってたりするんだけど、目の前に座った、その人の顔を見てみるとね、本当に驚くほど醜いんだよね。
それは比喩的に言ってるわけじゃなくて、本当に醜く見えるんだ。でもね、もう少し見てみると、その顔がね、造形的に、そんなに醜いわけではないということに気づいてくる。
だからその悪口や批判や否定的な言葉、そしてその邪悪な心がね、ここまで顔を醜くしてるんだなと。そういう印象を与えるような表情や雰囲気、ヴァイブレーションをかもし出してるんだなと思った。そしてそのような言葉や心を繰り返していくと、その醜い表情は固定化され、本当に造形的にも醜くなっていくだろうね。
人間の顔の美しい・醜いは言葉のカルマであると仏教では言うけれど、本当にそうなんだろうね。
だから、心の嫌悪、憎しみ、そして言葉の悪口や批判は極力やめよう。そういう気持ちになっているときは、鏡で自分の顔を見てみるといいよ。
美しくなりたかったら、心で他人の幸福を願うことだ。言葉で優しい言葉を語ることだ。
もちろん、心に神を思い、常に真理だけを語るような人がいたら、最も美しくなるだろうね。
-
前の記事
無上の正しい覚醒を得るための因――如来の本性 -
次の記事
神や真理に身を任せ