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八十の個人的アドヴァイス(序文)

宝石のようなグルに帰依いたします。

 貴きグルに敬意を表します。

 現実のヴァジュラサットヴァであるグルに礼拝し、わたしは、構造的なアウトラインで詳細にレイアウトされた、三つの訓練の宝石で、「八十の個人的アドヴァイス」というネックレスを造ります。

 ブッダは、衆生の様々な心の能力を考慮して、様々な法門をお説きになられた。
 スガタ・ギャウォパ(ズルチュンパ)は、それらから、スートラとタントラのウールを取り出した。
 彼は、三蔵のミルクを攪拌した。
 彼は、学識ある者たちの言葉を水のように飲んだ。

 ヴァイローチャナは空のようであり、カとチョグは太陽と月のようであり、リンチチェン・ザンポは朝方の星のようであり、わたし自身は蛍に過ぎない。

 彼は、過去の師方の悟りと経験を、塩のように味わった。

 鏡に映った姿を見るように、すべてを正確に見るならば、何をしようとも、そこには苦しみしかない。

 彼は、この世の心配事はあきらめるべきだと見た。

 彼は、来世のために意味のあることを成し遂げること以外には、何も役に立たないと見た。

 彼は、地位や名声などは、唾のように捨て去らなければならないと知った。ある人はとても有名になり、人々は彼らのことを「とても学識があり、力があり、賢い」などと言う。しかし死が訪れたら、それらは何の役にも立たない。名声も富もすべてを手放さざるを得なくなり、「持っているべきか、捨てるべきか」と自問することもできないまま、手放さざるを得ないのだ。

 彼は、この世ですべての人々を世俗的に幸せにすることは難しいので、従者や喧騒を離れ、一人になって瞑想する必要があると考え、タク・ギャウォで修行に励んだ。

 そしてこの「八十の個人的アドヴァイス」で説かれることを、生きた体験として経験した。

 生と死を恐れる者にとって、これは今日のための実践である。

 彼はこれを、自然発生的な教えとして、慈愛によって、心のこもった直接のアドヴァイスとして与えた。

 トピックは五つある。聖典にあるように、堅固な帰依を培い、純粋な戒の畑にサマーディの種を蒔き、智慧の収穫が熟すのを見なさい。

 帰依に関する指示は、門である。
 戒に関する指示は、土台である。
 サマーディに関する指示は、道である。
 智慧に関する指示は、本質である。
 そして結びとして、全体を要約する。

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