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入菩提行論の歌PART6 智慧の完成


オリジナルキールタンのコーナーに、新曲「入菩提行論の歌PART6 智慧の完成」をアップしました。

入菩提行論の歌PART6 智慧の完成 THE PERFECTION OF WISDOM

作詞・歌:K.MATSUKAWA
作曲・演奏:Y.TANAKA
録音・編集:T.TAKAHASHI

苦悩の滅尽を
あなたが願うなら
至高の智慧が必要だ

世俗の者たちは
存在を幻と
知らずに
苦悩している

空性の教えを心に
堅く植え付けることで
「事物が存在する」という
潜在的理念は滅する

「何も存在しない」という
教えを反復修習すれば
空性の理念そのものも
すべて消滅する

存在するものもしないものも
心の前に現われないとき
心はよりどころを失って
寂静に帰する

空性の教えは煩悩と
知の障害を対治する
ゆえに全智を欲する者は
速やかに空を修習せよ

歯も毛も爪もわたしではない
骨も血もわたしではない
滲出物も内臓も
大小便もわたしではない

肉も筋も体温もエネルギーも
六識もすべてわたしではない
心も感覚も苦楽も煩悩も
どこにもわたしと呼べるものはない

すべての物質も
精神的なものもわたしではない
いかなる衆生も存在していない
瞬間に生じ滅する

身体は部品ででき
そのいずれが身体なのか
身体はどこにも存在しない
ただ観念にすぎぬ

さらにこの身体は
原子からなっている
そして原子はさらに

部分を有さない
空なるものからなる
よって身体は空に ほかならぬ

感覚にも実体はない
五蘊に本質がないなら
誰が苦しめられようか
誰が誰に愛着しようか

心は感覚の中にはなく
対象の中にあるわけでもない
内にも外にもそのほかにもない
どこにも心は存在しない

すべての事象は存在しない
どこからも来ずどこにも去らない
すべては幻にほかならぬのに
愚者は現実と考える

この世は夢のよう
芭蕉のように核心がない
ニルヴァーナも輪廻も真実に
おいては相違はない

諸法が空ならば
何を得て何を失うのか
何が好きで何が嫌いか
それはどこにもない

誰が死ぬというのか
誰が敵で誰が味方か
すべては虚空に等しい

人は楽を求めて
争い怒り喜ぶ
苦悩と落胆の中で

繰り返し火に飛び込む
無智な虫のように
みじめな衆生は繰り返し

耐えがたき輪廻を
さまよい続けて
苦しんでいる

事物が実在するという
見解のために
破滅している人々のために

わたしは空性の悟りを深めて
功徳を積みつつ
空性の真理へと
皆を導いてゆきたい

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