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「ヴィヴェーカーナンダとの対話」より 「スワミ・ヴィヴェーカーナンダを通じて働くマーの力」(1)

スワミ・ヴィヴェーカーナンダを通じて働くマーの力
東ベンガルの回想とナーグ・マハーシャヤの家への訪問
放棄しなさい――外的な形式的儀式は霊性の進度を計るものではない
真我を悟るという確固たる決意

[ベルル・マト 一九〇一年]

 数日前に、スワミジは東ベンガルとアッサムから戻ってこられた。ご病気で、足が腫れていた。弟子はマトに着くと、階段を上り、スワミジの足元にひれ伏した。ご病気にもかかわらず、スワミジにはいつものように微笑んでおり、優しい表情をされていた。

 弟子「体調はいかがですか、スワミジ?」

 スワミジ「体調のことについて、何を話せというのだ、息子よ。肉体は日に日に、活動するに不向きなものになってきている。ベンガルの土壌で生まれたこの体は、常に病などに襲われている。この国の民族の体は、まったくもって良いものではない。激しい活動をしようと思っても、肉体がその負担に耐えられないのだ。しかし、肉体が持続できる数日間は、わたしはおまえのために働こう。わたしは働きながらくたばってやるのだ。」

 弟子「しばらくの間仕事をやめて休みをとれば、あなたは回復しますよ。あなたの人生は、世界に幸福をもたらせます。」

 スワミジ「わたしが黙って座っていられると思うか? シュリー・ラーマクリシュナが亡くなる二、三日前、彼が常に呼びかけていた”彼女”が、この体の中に入って来られた。わたしを静寂にとどまらせてくれず、自分の個人的安らぎに眼を向けさせてくれず、東奔西走させて働かせているのは、”彼女”なのだ。」

 弟子「それは比喩的に言っておられるのですか?」

 スワミジ「いいや、違う。師が肉体を去る二、三日前に、師はわたしを呼び出し、目の前に座るようにおっしゃってから、わたしをじっと見つめて、サマーディに入られた。そのとき、わたしは本当に、電流に似た微細なエネルギーが体に入ってきたように感じたのだ! すぐにわたしは外界の意識を失い、座ったまま動けなくなった! どのくらいその状態にあったのかは覚えていない。意識が戻ると、シュリー・ラーマクリシュナが涙を流していることに気づいた。彼に問いかけると、彼は優しくこうお答えになった。――『今日、わたしのすべてをおまえに与えた。わたしはもう一介の乞食僧に過ぎない。おまえはこの世を去る前に、この力を使って、世界の幸福のために多くの仕事をしなければいけないよ。』――この力が、絶え間なくわたしに、さまざまな仕事をさせているように感じる。この肉体は、怠けるためにつくられたのではないのだ。」

 言い表わせないような驚きと共にこの言葉を聞いた弟子は、こう考えた。

「一般の人は、この言葉をどう受け取るであろうか?」

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