yoga school kailas

七覚支

☆七覚支と、七覚支を生じさせ増大させる食物

1.念覚支--念覚支の法
2.択法覚支--各種の法
3.精進覚支--発勤・精進・勤勇
4.喜覚支--喜覚支の法
5.軽安覚支--身の軽安・心の軽安
6.サマーディ覚支--寂止の相・不乱の相
7.捨覚支--捨覚支の法

☆五つの障害と、五つの障害を生じさせ増大させる食物

1.愛欲の貪りによる障害--浄の相
2.嫌悪による障害--嫌悪の相
3.愚鈍と眠気による障害--不快・倦怠・眠気・飽食・心の退縮
4.未来への興奮と過去への後悔による障害--心が寂静でないこと
5.疑念による障害--疑念を生じさせる観念

☆七覚支の流れ

1.教えを学び、身と心を現世から離し、教えを記憶し、思索する。
2.それによって念覚支が生じる。
3.念覚支を修習することによって、念覚支が完成する。
4.正念をもって、智慧によって教えを熟考し、経験する。
5.それによって択法覚支が生じる。
6.択法覚支を修習することによって、択法覚支が完成する。
7.智慧によって択法覚支を熟考し、経験し、不退の精進が生じる。それによって精進覚支が生じる。
8.精進覚支を修習することによって、精進覚支が完成する。
9.それによって、外的条件によらない心の喜びが発生し、喜覚支が生じる。
10.喜覚支を修習することによって、喜覚支が完成する。
11.心の喜びが完成したとき、身体は軽安になり、心も軽安になり、軽安覚支が生じる。
12.軽安覚支を修習することによって、軽安覚支が完成する。
13.軽安が完成したとき、楽が生じる。
14.楽が生じることによって、サマーディが生じ、サマーディ覚支が生じる。
15.サマーディ覚支を修習することによって、サマーディ覚支が完成する。
16.それによって、正しい観察者となる。
17.サマーディを得、正しい観察者となるとき、捨覚支が生じる。
18.捨覚支を修習することによって、捨覚支が完成する。
19.これらの七覚支を何度も繰り返し思索し、修習することによって、七つの果報のうちのいずれかにいたる。

☆七つの果報
1.現世におけるマハー・ニルヴァーナを得る
2.死の瞬間に完全なマハー・ニルヴァーナにいたる
3.死後のバルドにおいて完全なニルヴァーナにいたる
4.いったん色界に転生した直後に完全なニルヴァーナにいたる
5.いったん色界に転生し、功徳の果報を受け終わった後に、自然に完全なニルヴァーナにいたる
6.いったん色界に転生し、修行することによって、カルマを浄化し、完全なニルヴァーナにいたる
7.いったん色界に転生し、どんどん色界の上へと上がっていき、最後は色界の最上位であるアカニシタ天にいたる

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