yoga school kailas

ヴェーダーンタの実践(2)

◎カイヴァリヤ(真我独存)の栄光

スワミ・シヴァーナンダ作


 シヴァの恩寵により、人は栄光なるシヴァパダを得ることができる。
 ある者はそれをモークシャ、またはニルヴァーナと呼ぶ。
 またある者は、それをトゥリヤー、またはカイヴァリヤと称し
 またある者は、それをサハジャ、またはスワルーパと名付けた。


 ここには東も西もなく
 ここには太陽は昇ることなく、沈むこともない。
 ここには昼も夜もない。
 それは気高く、何にも影響されない「光の中の光」。


 一切の論争や争いはここで終わり、
 一切の疑念や迷妄は消え去る。
 一切の不幸と悲しみは溶け去り、
 純粋なる至福と叡智だけが存在する。 


 空腹も喉の渇きも、ここでは苦しめず
 熱さも寒さも苦しめることはない。
 徳も悪徳も、善も悪も消え去った。
 ただアーナンダとチットのみが存在する。


 ここには、カーストや宗派や肌の色などという中毒は存在しない。
 大きいも小さいも、高いも低いもなく
 男や女という性別もない。
 あなたが唯一性を悟り、至るところ平等であるところには。 


 すべてのカルマは、この叡智の炎の中で溶ける。
 そこにはサンチタ、アガミ、プララブダもない。
 解脱したジーヴァンムクタは今、鳥のように自由だ。
 この揚々たる境地は、千の舌を持つアナンタさえも述べることはできない。


 自我意識、嫌悪、愛著、そして怒り
 それら四つのヴリッティは真理の中で滅び去り
 心はここでその永遠なる休息を得る。
 ジーヴァは永遠に生死から解放されている。


 その一味なる本質には内も外もない。
 その広大なる無限の至福の海の中、
 その中で古代のシャンカラ、ダッタートレーヤ、カビールは
 純粋なる至福と歓喜と共に平和に安らぐ。


 知る者、知ること、知られるものの三つ
 そして時、空間、原因の心のカテゴリーもまた
 アルーダの境地に至ると、永遠に消えてしまう。
 その中でジュニャーニは、永遠なるシャーンティと寂静に住まう。

10
 ここにはプラーナの動きもインドリヤの遊戯もない。
 厳粛で穏やかな寂静がそこを支配する。
 ブラフマンだけが、その自らの生来の栄光なる至高性の中で光り輝く。
 そしてジュニャーニだけが、純粋で稀有なる不死の甘露を飲む。

11
 アンターカラナ・サートウィクから
 強烈で不変のバーヴァナーを通じて
 稀有なる輝きブラフマカラ・ヴリッティが生じる。
 「アハム・ブラフマ・アスミ」
 これは強力で欺瞞的なアナディ・アヴィディヤーを破壊する。

12
 ヴィヴェーカ、ヴァイラーギャ、シャド・サンパトを装備し
 解脱を渇望する機知に富む求道者は
 聖なるグルのもとで聖典を学び、
 思索し、瞑想し、最終的にアヴァラカを破壊する。

 オーム オーム オーム

share

  • Twitterにシェアする
  • Facebookにシェアする
  • Lineにシェアする