バクティの精髄(31)
アビヤーサ(修習)は、ある物事に熟達するために、くじけずに持続して、粘り強く努力し続けることである。
その実践を続けることで、サーダカは、心の堅固さを確定させ、心の表面のヴリッティ(働き)をすべて抑え、それによって、心を対象の神に一点集中させようとするのである。
アビヤーサをあくまでも根気強く続けることで、サーダカは、心の外へ向かう傾向を正智し、それらを内側に向けることで、絶えず主を想い、瞑想するのである。
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