グル・バクティヨーガ(17)「弟子の道義」
◎弟子の道義
人は無始の無明の下にあり、師なしでは真我の悟りを得ることはできない。ブラフマンを知る者のみが、ブラフマンの叡智を移入することができる。
賢者は、グルは至高者や真我と同一であるという不滅の信仰をもってのみ、グルを礼拝すべし。
弟子は、グルと神に対して誠実な信仰を持つべし。
弟子は、素直に、注意深く、誠実にグルに奉仕し、彼からバーガヴァタ・ダルマ、つまり主のバクタの務めを学ぶべし。
弟子は、グルを神と見て奉仕すべきである。それは宇宙の主を喜ばせ、彼の恩寵に適合するようになるための確実な方法である。
弟子は無執着を実践し、神聖なる師と交わり続けるべし。
弟子はまず師の恩寵を得て、そして彼によって指定された道に従うべし。
弟子は、感覚を調御して師の家に住み、聖典を学ぶべし。
弟子は、グルの聖なる御手から与えられた食物は、豪華でも質素でも、良いものでも悪いものでも、多くとも少なくとも、食すべし。
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