yoga school kailas

☆サヒタ・クンバカ・プラーナーヤーマ

 ニルガルバ・サヒタ・クンバカ・プラーナーヤーマ
 (別名スカ・プールヴァカ・プラーナーヤーマ)

1 下腹を引き締め、両鼻孔から息を吐き出す。
2 右手の人差し指を眉間に当て、親指で右の鼻孔を押さえてふさぎ、左の鼻孔から息を入れる。入れた息は腹、胸の順に満たしていく。
3 息が胸にまで十分に満たされたら、中指、薬指で鼻孔を押さえてふさいで息を止める。
4 右鼻孔を押さえていた親指を離して、右鼻孔から静かに息を出していく。最後には、下腹を引き絞るようにして息を出し切る。
5 今度は右鼻孔から息を入れ、息を止め、左から吐き出す。

 ※注意……入息、保息、出息の割合が最初は一対一対一になるようにする。その後慣れてきたら、一対二対二、そして一対四対二になるようにもっていく。
 秒数は徐々に伸ばしていく

 サガルバ・サヒタ・クンバカ・プラーナーヤーマ

 これは「ニルガルバ・サヒタ・クンバカ・プラーナーヤーマ」と基本的には同じだが、秒数を数える際に、心の中で「オーム」のマントラを唱えながら行なう。

〈効果〉
1 身体の敏捷性、強靭さ、柔軟性、輝きを得ることができる。
2 意思と感覚器官の働きを静めることができるようになる。
3 身体を若返らせる。
4 気を強化する。
5 肺と鼻を浄化する。
6 心が穏やかになり、健康になる。
7 意識を鮮明にし、心を透明にする。

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