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◎ナーディとチャクラの観想

◎ナーディとチャクラの観想

①自分自身の外観が、自分が好きな何らかの神やブッダや菩薩の姿になったと観想する。

②自分の内側は、風船のように空っぽの空洞になったと観想する。

③その空洞の中に、中央気道を観想する。
 中央気道は体のど真ん中を走っており、その上端は、鼻の奥あたりで分岐して、一本は頭頂、一本は眉間の穴に抜けている。
 中央気道の下端は、へそ下三センチほどの丹田のあたりまで降りている。
 中央気道の色は、内側が赤で、外側が白である。そして直径は大きめに観想する。

④中央気道の両側を平行して走る、ララナー気道とラサナー気道を観想する。
 この左右の気道の上端は、眉のあたりでカーブして、それぞれの鼻の穴に抜ける。
 下端は、丹田の位置カーブして、中央気道にドッキングしている。
 色は、左のララナー気道が白、右のラサナー気道が赤である。

⑤中央気道の四つのポイントに、チャクラを観想する。
 チャクラとは、ナーディのセンターである。
 頭頂のサハスラーラ・チャクラは、32本のナーディが、車輪のスポークのように中央気道から四方に広がり、傘のように少し下向きになっている。

⑥喉のサンボーガ・チャクラは、16本のナーディが、逆さにした傘のように、上向きに四方に広がっている。

⑦胸のダルマ・チャクラは、8本のナーディが、下向きに四方に広がっている。

⑧へそのマニプーラ・チャクラは、64本のナーディが、上向きに四方に広がっている。

⑨以上のナーディとチャクラをすべて観想できれば申し分ないが、難しい場合は、まずは三つの気道を観想することを優先する。

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