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要約「アビサマヤーランカーラ」(4)「鎧をまとう行」

7 鎧をまとう行

 それら大乗の目的を達成するための行のうち、鎧をまとう行とは、六つのパーラミターを、それぞれ六つのパターンによって行なう行である。

8 発趣行

 次に、発趣行とは、大乗の道に本格的に旅立つ行であり、それには以下のものが含まれる。

1.四禅定と四無色定
2.六つのパーラミター
3.見道・修道・学を超える道・勝進道
4.四無量心
5.不可得
6.一切法における三輪清浄
7.ブッダの偉大なる心、偉大なる断、偉大なる悟り
8.六神通
9.一切相智に発趣する行

9 資糧行

9-1 全体の分類

 次に、一切相智、ブッダの大覚醒に至るための、広大な功徳と智慧を積み上げる菩薩のヨーガ行が、資糧行である。

 それは、全体的に分類すると、以下の17の行である。

1.慈悲
2.布施のパーラミター
3.戒のパーラミター
4.忍辱のパーラミター
5.精進のパーラミター
6.禅定のパーラミター
7.智慧のパーラミター
8.寂静(シャマタ)
9.正観(ヴィパシャナー)
10.寂静と正観の双運道
11.善く巧みな方便
12.智慧
13.功徳
14.道
15.ダーラニー
16.十地
17.対治

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