シュリークリシュナ・カルナームリタ(9)
ああ、クリシュナ、あなたの落ち着きのない赤い唇のいたずらっぽい動き、
そして押し寄せる喜びに満ちた横笛の調べ――
そのようなあなたの魅力は、
ああ、ああ、わたしをひどく悩ませるのです!
ああ主よ、わたしが激しい死の病に襲われ、
手足と関節が不自由になるまで、
どうか、あなたの御顔という月が厚き天幕となって、
あなたとの別離という百の炎から、わたしの意識をお守りくださいますように。
肉体が欠損して、わたしに死が訪れ、
わたしが完全なる闇に包まれるまで、
美しき遊戯(リーラー)と荘厳な笛の音の住処である、
あなたの月のような御顔を、ずっと、わたしに拝ませてください。
わたしの耳は、慈悲の大海であるクリシュナの
宝石で飾られた足輪のチリンチリンという音を聞きます。
その音は、何度も何度も主の一瞥を受けている主の光り輝く御足と、
溢れだす横笛の調べの響きで、さらに美化されるのです。
ああ、わたしの主よ! ああ、最愛の主よ! ああ、宇宙の中で唯一の友よ!
ああ、クリシュナ、ああ、落ち着きのない御方よ! ああ、慈悲の大海よ!
ああ、わたしの主よ! ああ、わたしを喜ばせてくださる御方よ! ああ、わたしの眼が最も愛する御方よ!
ああ、いつまた再び、わたしはあなたを見ることができるのでしょうか?