人生に真の意味を

熱と湿気と肥沃な土壌が揃えば、どんなことをしてでも穀物を蒔く。金や銀の鉱脈を発見したら、それを掘り出すためにできることは何でもする。秋に作物が実ると、あなたはそれを収穫するためにできる限りのことをする。危険な道に同行する護衛がいれば、エネルギーは倍加される。労働力と助手がいれば、仕事をやり遂げることができる。
今、あらゆる障害から解放され、あらゆる好条件に恵まれた貴重な人間の生を得たからには、修行に励みなさい。寝る暇も、一息つく暇もないことをよく考えて、途切れることなく力を尽くしなさい。
歩くこと、食べること、座ることなど、何をしているときも、怠惰、無気力、怠慢、注意散漫を捨てなさい。
身口意において(ダルマに基づいた)不変な習慣的なパターンをマスターし、最も些細な活動であっても、それを実行しなさい。
解脱への道にいったん踏み出したら、凡夫のようにふるまうことは不適切である。念と正智をもって、常に自分の心を観察しなさい。
もし悪しき行為をなしたならば、それを後悔し、二度と行わないと約束せよ。
もし悪しき行為を何もしていないなら、喜びなさい。
どんな食べ物でも飲み込もうとする飢えた人のような熱意で、修行に励みなさい。
無常なる幻影にとらわれることなく、功徳と智慧の二つの蓄積の道を歩み、また人を励ましなさい。
昼夜、教えの実践に専念し、真の幸福への道を進むことこそが、あなたの人生に真の意味を与える道なのです。
――シェチェン・ギェルツァプ
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