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3.行歩喊功(ぎょうほかんこう)

3.行歩喊功(ぎょうほかんこう)

 これは本来は、原地喊功を数カ月から1年ほど、毎日しっかり鍛錬した後に行なうのがよい。

①右足で立ち、左膝を曲げて足の裏を右膝のあたりにつける。右手は人差し指と中指だけをくっつけてのばして、上に上げる。甲が左側を向く形。左の掌は右肩の上に置く。顔は左側を見る。

②「ヘイ!」と叫びながら左足を地面に下ろし、左ひざをしっかりと曲げ、右膝を伸ばした弓歩の形になる。同時に右拳を左側に向かって突く。左拳は逆にして左腰におさめる。

③その後、「ヘイ!」と叫ぶごとに両拳を交互に突く。徐々にスピーディーに、力強く行なうようにする。連続して20回くらい「ヘイ!」と叫ぶ。その後、回数を次第に増やしていく。

④全く左右逆にして、①~③を行なう。

・毎日1~2回行なう。時間はいつでもよいが、午後か夜が良い。
・空腹過ぎるときや満腹のときは、やってはいけない。
・練功前に、熱い飲み物を一杯飲むとよい。
・この姿勢をとっている間に、掌が発熱したり、全身が発熱したり、汗が出てきたならば、それはよい兆候である。
 逆に身体に寒気を感じたら、いったん中止し、日にちを置いてから再び行なう。
・汗が多く出てきたときは、練功終了後に、熱めのシャワーを浴び、熱いお湯などを飲むのもよい(必ずそうしなければいけないというわけではない)。

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