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解説「菩薩の生き方」第二十七回(5)

 「師や教えへの深い尊敬の念を持ち続ける。」

 これはこのままですね。グル、そしてダルマ、教えへの深い尊敬の念ね。密教とかでは特にこういう部分を重要視するので、もしわれわれの心がですよ、ほんとに、グルに対して、あるいはダルマに対して、真理の法に対して、まあ特にグルに対してですけどね、敬信、つまり敬いの念、あるいは浄らかな信、これが確定されたとしたならば、つまり完全にそこにわれわれが根付き、それが全く不動な状態になったとしたならば、それだけでわれわれはすべてを得たも同然であると。それだけで自然に、この世の純粋なる真理がわれわれの中に流れ込んでくる。だからそれだけこのダルマや師、特に師に対しての敬いね、あるいは信っていうのは、とても重要なんだね。
 もちろん皆さんは、もともとそういう修行、あるいは特にバクティとかと縁があるから、もともとそういうセンスってあると思うんだね。センスっていうのはつまり、神とか仏陀とか教えとか、そしてその中でもグルに対する、敬信、敬い、信、尊敬、この心こそが大きなキーであると。鍵であると。そういうのをなんとなく皆さんは分かってると。だから当然、ここにいる多くの人はそういう信の心、あるいは敬いの心とか持ってると思うんだね。持ってるけども、なんていうかな、それに対する――つまり心の奥ではそれは分かってるから、そういうのを持ってるんだけど、それがどれだけ重要かっていうことまでは分かってないから、もともとは持ってるんだけど、結構軽く考えがちになってしまうと。軽く考えがちになって、ときどき、そのような師や法に対する敬いがちょっと薄れちゃったりとか、あるいは失礼なことを考えたり実際にやってしまったりとか、まあいろいろあると思うんだね。だからそういうのはしっかりと、自分がそのような不敬な方向に流れないように注意して、常にこの、師や、あるいは法に対する敬いの気持ちを持ち続けると。

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