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要約・ラーマクリシュナの生涯(33)「弟子たちへの様々な指導」(8)

◎ナレンドラの自制と信仰

 ラーマクリシュナは、ナレンドラを観察して、彼が女性に魅せられて自制心を失うことは絶対にないだろうと確信していた。ある日、ある信者とナレンドラを比較して、ラーマクリシュナはこう言った。

「あの男は女を愛して世話をすることで自分を見失うが、ナレンドラは決してそんなことにはならない。私は彼を注意深く観察してきた。本人が言わなくとも、女たちの前ではむしろ居心地が悪そうなのを見た。顔をそむけて、『彼女たちはどうしてここにいるのか?』と尋ねているかのようだった。」

 ナレンドラは知性と男性的な性質に大いに恵まれていたが、かといって優しさや信仰的な性質に欠けているわけではないと、ラーマクリシュナは繰り返し言っていた。あるときラーマクリシュナはナレンドラの身体的特徴を指して、こう言った。

「味気ないジュニャーニがこんな目をしているかね? お前の中には叡智と女性的な信仰心が混じり合っている。男性的な性質だけを持つ者は、乳首の周りに黒い輪ができない。偉大な英雄アルジュナにはなかった。」

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