yoga school kailas

菩薩の生きる道

 まだ心が苦しみに弱くとも
 まだ悟りが浅くとも
 勇気を持って、ときには無鉄砲にでも、
 衆生の苦しみをすべて自分が引き受ける観想をしよう。

 まだ安楽へのとらわれが強くとも
 まだ多くの執着にこころおおわれていようとも
 勇気を持って、ときには無鉄砲にでも、
 一切の安らぎと幸福を、衆生に与える観想をしよう。

 まだ多くの弱さやけがれに覆われていようとも
 衆生の見本として
 そして師やブッダは常に見ているという自覚のもとに
 ときには背伸びをし、ときには満身創痍であっても
 常に笑顔を保ち、ダルマの理想通りの気高い身口意であり続けよう。

 言い訳をせず、他人の非難をせず、
 与えられた使命を、エゴを入れずに淡々とこなそう。
 主の使える道具であれるように、常に自己を磨き続けよう。

 死ぬまで全力で、この理想を保ち続けよう。

 これが菩薩の生きる道。

 

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