神や真理に身を任せ
人生は、一瞬先も、何があるかわからない。
それは、良くも悪くもである。
そして、だからこそ面白い。
人間は馬鹿なので、分からないものを分かった気になってしまう。
もちろん、計画という試みは必要だ。
しかしそれはあくまでも仮のものであって、本当は一瞬先も、何も分からないということを認識すべきだ。
人間が分かっているような気になっているあらゆる法則性も、仮説に過ぎない。
しかし、だからこそ面白く、楽しいのだ。
神や真理に身を任せ、心に不誠実さや後ろめたさがなければないほど、このような気持ちになれる。
苦悩も喜びも神のリーラ。
いや、正確に言えば、このような意識を持つ者には、苦悩はない。
人間は、神の意思と完全に同調できるようになるまでは、苦しまなければならない。
神が正しいとされることは、人間の利己的知性を遥かに超えているのだ。
人生を楽しめ。
ただしそのためには、神や真理に誠実であれ。
自分の心を高める努力をせよ。
衆生への限りない愛を持て。
すべてを受け入れる智慧を持て。
このような人にとって、人生は一点の曇りもなく、限りなく楽しいものとなる。
こうだったらいいなとか、こうなったらいやだなとか、
そのような勝手な定義づけをすべてやめるんだ。
神だけを見つめ、すべてを任せ、心自由に、誠実に生きる。
後に起こることは、神の意思のもとに、カルマの法則のもとに、そして自己の使命のもとに、
すべてが自然に流れていくだろう。