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神のお遊び

「この世はまさに運動場。ここで我々は、ゲームをして十分に楽しむのです。
 神は常に我々と共に遊んでおられ、我々は『彼』と共に遊んでいます。神は我々の永遠の遊び友達です。
 何と見事に、『彼』は遊んでおられることか!
 このお遊びは、宇宙のこの周期が終わったときに終わります。そこに長い、または短い休みがあり、再びすべてが現れて遊ぶのです。
 あなたが、これはすべて遊びであって、自分もその遊びを助けているのだ、ということを忘れたときだけ、そのときだけ、不幸や悲しみがやってきます。そのとき、ハートは重くなり、そのとき、世間はあなたの上に、巨大な力でのしかかってきます。
 しかしあなたが、人生という三分間の、変化し続ける出来事の特質を、実在として真剣に考えることをやめ、人生は一つの舞台、その上で我々は『彼』のお遊びを助けて遊んでいるのだと知るやいなや、直ちに、あなたにとって不幸はやみます。

 『彼』は一つ一つの原子の中で遊んでおられます。
 『彼』は人間のハートと、獣たちと、草木と遊んでおられます。
 我々は『彼』の将棋の駒です。彼は駒を盤に置いて、容赦なく動かされるのです。
 『彼』は我々を、まず一つの形に並べて、また別の形に変えられます。そして我々は、知りつつ、または知らずに、『彼』のお遊びを助けているのです。そして、おお、幸せなことに! 我々は『彼』の遊び相手なのです!」

 ――スワミ・ヴィヴェーカーナンダ

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