忘れがちなこと
もっともっと徳を積もう。
徹底的に戒を守ろう。
苦しみに耐え抜こう。
他者の批判をやめよう。
常に心を神に合わせよう。
常に自己を厳しく見つめよう。
常に自己のエゴをバラバラに切り裂こう。
地獄・動物・餓鬼から足を洗おう。
地獄の要素(憎しみ)を、けがらわしいものとして、投げ捨て、バラバラに切り刻もう。
動物の要素(性欲・疑念・怠惰・愛情欲求)を、けがらわしいものとして、バラバラに切り刻もう。
餓鬼の要素(独占欲・物欲・貪り)を、けがらわしいものとして、バラバラに切り刻もう。
低い意識状態・エネルギー状態でくだらないことを考えるより、意識とエネルギーを高く引き上げ、正しい智慧を増大させることを目標としよう。
悪魔の罠に引っ掛かるな。
常に法の喜びを心に持とう。
常に神やブッダや師のことを考えよう。
ただ四無量心によってのみ、周りを見よう。
自己のけがれを許すな。ごまかすな。妥協するな。
常に懺悔の心、慚愧の念を持とう。
くだらない雑談や噂話をやめ、神に心を合わせよう。
くだらない人間になるな。自分を捨てるな。貶めるな。自分で自分を汚すな。
自分のために、自分の心を清浄に保て。
愛情欲求を捨て、周りに真の愛を与えられる人になろう。
常に周りのことを考え、周りに良い影響を与えることを考えよう。
自分のことばかり考えるな。
自分のことは一番最後に考えよう。
傲慢さを捨て、常に謙虚になろう。
卑屈さを捨て、菩薩として、神のしもべとしての誇りを持とう。
常に神やブッダを自分の心にお招きするために、自分の心を清浄に保とう。
心が暗くなったなら、まずいと考えて、修行し、教学しよう。
常にエネルギーと意識を上昇させよう。
自分の使命を考えよう。
自分は本当に今、全力で、自分がなすべきことをなしているのかを考えよう。
自分は本当に今、自分に使命を託してくれた神やブッダや師を裏切っていないかを考えよう。
さあ、修行者の皆さん、これらの忘れがちなことを、もう一度しっかり心に刻みつけよう。
これらの日々のたゆまぬ修習によって、確固とした、明るく、心の広がった状態を、確定させよう。
空性とか究極の智慧とかにアプローチするのは、その後だ。
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