八十の個人的アドヴァイス(19)

19.
二十六の愚かさがある。
到着が避けられない軍隊を恐れないのは愚かである。
確実に負った(カルマの)負債を返さないのは愚かである。
行けば必ず捕まり、拷問を加えられる敵(輪廻)に向かって走っていくのは愚かである。
背負いきれないほどの大きな荷物(カルマ)を背負っているのに、楽しむのは愚かである。
不愉快な場所(悪趣)に行きたがるのは愚かである。
確実に破滅する淵に飛び込むのは愚かである。
蕎麦の種を蒔き、大麦が育つことを望むのは愚かである。
北向きの洞窟に太陽が差し込むことを期待するのは愚かである。
明らかにあなたを欺こうとしている人(輪廻の喜び)に希望と信頼を置くのは愚かである。
卑しい者が王家の者と争うのは愚かである。
何も持っていないのに、金持ちになりたいと願うのは愚かである。
足の不自由な者が馬に乗ろうとするのは愚かである。
何の仕事もせずに、仕事をやり遂げたと言うのは愚かである。
病気がまだ治っていないのに医者にうんざりして、毒の小瓶をくれる人を好きになるのは愚かである。
売るもののない商人が大食漢になるのは愚かである。
父(なる師)の忠告を聞かずに逃げ出すのは愚かである。
娘が母の忠告を無視するのは愚かである。
裸で家を出て服を見つけ、それを着ないで再び家に帰るのは愚かである。
川がないのに靴を脱ぐのは愚かである。
渇きを癒すことのない塩辛い水を飲むのは愚かである。
外側が崩壊しているのに、内側に気づかないのは愚かである。
自分自身に対しても間違ったアドヴァイスをする者が、賢そうに他人のカウンセリングをするのは愚かである。
梯子なしで要塞を登ろうとするのは愚かである。
必ずやらなければならない仕事をやりたがらない子どもは愚かである。
渡り難い河を渡ることを心配しないのは愚かである。
自分の中にすでにあるものを他所に求めるのは愚かである。