今日はラーマクリシュナのお誕生日

　今日は、近代インド最大の聖者といわれるシュリー・ラーマクリシュナ・パラマハンサのお誕生日です＾＾

　我々のヨーガ教室では昨日、お祝いの祭典をおこなわせていただきました＾＾

　シュリー・ラーマクリシュナ・パラマハンサの祝福が、地上のすべての魂に注がれますように。

　「私」と「私のもの」――この二つが無明というものだ。
　私の家、私のお金、私の学識。これは皆、私の財産――こう思うのは、無明が原因だ。
　「おお神よ、あなたがご主人です。そして何もかも、あなたのものです。――家も、妻も、使用人も、友人、知人、すべてあなたのものです」――こういう考え方は、正しい明智から生まれる。

　よく考えてみれば、「私」なんていうものは、どこにもありはしないのだよ。タマネギのようなもので、まず初めに赤い皮をむけば、白い厚い皮だ。次から次にむき続けていけば、中には探したって何もない。

　考えてごらん。お前はその体か？　それとも骨か？　内臓か？　それとも他の何だね？
　よくよく考えを押し詰めていくと、その私、私と言っているものは、あのお方――つまり真我以外の何ものでもないと悟るだろう。
　「私」というものが消えてしまえば、悩みも苦しみも消えてしまう。
　ところが、どんなに考えても、千回も決心してみても、どうしてもこの「私」という感じがなくならない。こういう場合は、「私は神の信者だ。神にすべてを捧げている私だ」と、誇らかな気持ちでいるのがよいのだ。

――ラーマクリシュナ・パラマハンサ