今日はラトゥの誕生日
今日はラトゥ(スワミ・アドブターナンダ)のお誕生日です^^
彼(ラトゥ=スワミ・アドブターナンダ)はシュリー・ラーマクリシュナにとっては、まさにシュリー・ラーマチャンドラにとってのハヌマーンと同じ存在であった。彼はこの世の何事にも頓着せず、人生の唯一の関心事は、師にどのように忠実に仕えるか、ということだった。ただ師が望まれた、ということだけでそれがラトゥにとっては法律以上のもの、神聖で破ることのできない命令であった。
ラトゥは純朴だったので、全エネルギーを行動に使い、虚しい議論に時間を浪費しない、という大きな強みを持っていた。現代人は、彼らが受ける教育の悲しい結果、聞いたことを何もかも疑い、その真否を確かめるために議論し、推理し、考察を重ねるだろう。このようにして真理に到達するまでに多くのエネルギーが失われるので、活動のためには何も残らないのである。ラトゥの場合は正反対だった。師から一言聞くやいなや、後先も見ずにそれを実行に移した。
後に師ラーマクリシュナが病の床に就き、身体が徐々に衰弱していき、トイレに行くのも困難になったとき、ラトゥは師に向かって、真剣な顔で言った。
「師よ、私がおります。あなたの掃除人です。私が何もかもお世話いたします。」