一人ビッグバン
昨日はまた、面白い体験をしました。
これは瞑想中ではなくて、寝ようと思って横になったときに不意にやってきました。
まず両手の指の先から胸の中心まで、そしてそこから頭まで、バーッと、強烈な快感を伴う振動が生じました。
実は私にとってのヨーガ修行や瞑想は、常に快感を伴うものでした。それは単に「すがすがしい」という意味ではなくて、実際にはっきりした、強烈なエクスタシーです。それは冗談ではなく、セックスよりも、この世のどんな快楽よりも良いものです。
密教などではそれを「大楽」や、ただ「楽」などと呼んでいます。そしてそれに様々な表現をつけて、いろいろな「楽」を定義しています。
これは私はよく分かるのです。私もいろいろな「楽」を経験してきたからです。楽は楽で、エクスタシーなのですが、はっきりと、それぞれ違うタイプの楽なのです。
昨夜の「楽」もまた、今まで経験したことのないタイプの「楽」でした。それは表現が難しいのですが、とても強烈で、激しく、鋭く、強い振動を伴い、はっきりした感じの「楽」でした。
そしてそれと同時に、「光がぶつかる音」が聞こえ続けました。これは表現できないので、一番いい表現を使ってみましたが、自分の中にいくつもの光が飛び込んできて、それらが強烈にぶつかり合い、非常に大きな、しかし心地よい和音を作り出しているような感じでした。
光がぶつかる心地よくも大きな音。強烈なエクスタシーを伴う鋭い振動。なんだか自分の中でビッグバンが起きているような感じでした。
それはかなりはっきりとしたものでしたが、もちろん恐怖などは無く、久々の新しい体験で、かなり楽しかったです。
さて、このビッグバンのような体験で、自分の中にまた新たに生まれ出てくるものがあるのか。それもまた楽しみです。
ああ、やっぱり修行は楽しいな(笑)。どこまで行っても終わることがない(笑)。