マハー・バンダ・ムドラー
5-1 マハー・バンダ・ムドラー ステップ1 マハー・レーチャカ・バンダ・ムドラー
①蓮華座を組む。組めない人は達人座でもよい。
②息を完全に吐き切り、息を止める。
③首を曲げ、喉・肛門を引き締める。お腹はへこませて、横隔膜を上にあげる。
⑤限界まで息を止める。このとき、尾てい骨に意識を集中する。
⑥限界が来たら、バンダ(引き締め)を解いて、首を元に戻し、息を吸う。
⑦足の組み方を左右変えて同様に行なう。ただし保息時の精神集中を、眉間にする。
⑧シャヴァ・アーサナで休む。
5-2 マハー・バンダ・ムドラー ステップ1 マハー・プーラカ・バンダ・ムドラー
①蓮華座を組む。組めない人は達人座でもよい。
②息をいっぱいに吸い、息を止める。
③首を曲げ、喉・肛門を引き締める。お腹はへこませて、横隔膜を上にあげる。
⑤限界まで息を止める。このとき、尾てい骨に意識を集中する。
⑥限界が来たら、バンダ(引き締め)を解いて、首を元に戻し、息を吐く。
⑦足の組み方を左右変えて同様に行なう。ただし保息時の精神集中を、眉間にする。
⑧シャヴァ・アーサナで休む。
5-3 マハー・バンダ・ムドラー ステップ3
①蓮華座を組む。組めない人は達人座でもよい。
②息を完全に吐き切り、息を止める。
③首を曲げ、喉・肛門を引き締める。お腹はへこませて、横隔膜を上にあげる。
⑤限界まで息を止める。
⑥限界が来たら、バンダ(引き締め)を解いて、首を元に戻し、息を吸う。
⑦そのまままた息を止める。
⑧首を曲げ、喉・肛門を引き締める。お腹はへこませて、横隔膜を上にあげる。
⑨限界まで息を止める。
⑩限界が来たら、バンダ(引き締め)を解いて、首を元に戻し、息を吐く。
⑪シャヴァ・アーサナで休む。
☆マハー・バンダ・ムドラーの効果
①若返る。
②火元素が活性化する。
③胃腸を整え、強くする。
④怠惰さやエゴなどの煩悩から解放される。
⑤慢性の発熱、脾臓肥大、痔、結核、咳、疝痛、消化不良、便秘、その他多くの病気を癒す。
⑥クンダリニーの覚醒を促す。
⑦体中の気のめぐりがよくなる。
⑧精液が昇華される。
⑨身体が美しくなる。
⑩雑念が静まる。
⑪毒素が排出される。
⑫プラティヤーハーラ(制感)に入ることができる。
⑬精神集中力を高める。
⑭サマーディに近づく。
⑮心の憂いが取り除かれる。
⑯骨格が引き締まる。
⑰瞑想に入りやすくなる。
⑱歓喜が増大する。
⑲心が不動になる。
⑳スシュムナー気道に気が集中する。
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