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マノモハン・ミトラの生涯(4)

 二度目の訪問のとき、彼はシュリー・ラーマクリシュナにこう尋ねました。

「ある人々は神には形がないといい、またある人々は神には形があるといいます。そしてさらに、ある人々は彼をクリシュナ、シヴァ、カーリーと呼ぶのです。あなたは彼らに、神の本質について示すことができますか?」

 シュリー・ラーマクリシュナは微笑んで言いました。

「彼はあるときは形を持ち、あるときは形を持たず、そしてさらに、両方の性質を超越しておられるのだよ。彼はあらゆるすべてに充満しておられる。彼の本質を解明するのは困難なのだ。ちょうど黄金以外に黄金と比較できるものがないように、神と等しいものは存在しないのだよ。
 彼は、精妙な心や知性の原因であるように、粗雑な物の原因でもある。例えば、個体である氷と液体である水、そして気体である蒸気が同じものであるようにね。
 霊性の求道者の心の態度に合わせて、神は彼ご自身を顕現されるのだよ。
 ジュニャーニは神を形なき空間すべてに遍在したものとして経験し、バクタは固有の姿として神を知覚する。
 だから、もしおまえが心から神の本質を理解したいと望むのであれば、ひとりになって彼について瞑想しなさい。忍耐しなさい。自分自身を神に明け渡し、祈りなさい。時が来たら、おまえは彼を見るだろう。」

マノモハン「われわれは心に神の存在を感じたときに平安を得ます。さもなければ、神の知的理解と無神論は同じものに過ぎません。」

シュリー・ラーマクリシュナ「まず初心の信(聖典とグルの言葉に対しての信)を持ち、神の道を進み始めるべきだよ。そうすれば、人は直接的に神を知覚する。
 二種類の信が存在する。――初心の信と、本当の信(直接的経験からやってくる信)だ。
 まず最初に不動の信を確立しなさい。そうしたらお前は神を見るよ。」

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