マノモハン・ミトラの生涯(13)
あるとき、マノモハンとその友人は、ガンガーを渡ってドッキネッショルから数マイル北のマヘーシュにあるジャガンナート山車祭に参加しようと考えていました。
彼らには、シュリー・ラーマクリシュナを一緒にお連れしたいという強い思いがあったので、その朝にカルカッタで船を借りて、最初にドッキネッショルに停留しました。師は彼らをご覧になられると、彼らがどこにいくのかをお尋ねになられました。
「師よ、わたしたちはマヘーシュのジャガンナート神にお会いするつもりなのです。」
マノモハンはお答えしました。
マノモハンの思いもかけない企画と喜びに、師は、「それならわたしも一緒にいくよ!」とおっしゃいました。師はすぐに仕度をお始めになり、彼らに同行するために甥のラムラルをお呼びになられました。
マヘーシュに着き、山車に乗ったジャガンナート神をご覧になると、シュリー・ラーマクリシュナはサマーディにお入りになられました。マノモハンと他のお付きの者は、師を群衆から連れ出して安全な場所にお連れしました。
そののち、一行はバラックポールのアンナプルナー寺院とバラブプールの十二のクリシュナ寺院を訪れました。
-
前の記事
恐怖 -
次の記事
要約・ラーマクリシュナの生涯(33)「弟子たちへの様々な指導」(9)