パドマサンバヴァの秘密の教え(88)「13の重要なこと」
◎十三の重要なこと
師パドマはこう仰った。
「ダルマを真摯に修習するには、以下の十三の重要な行動に精進しなくてはならない。」
ツォギャルは尋ねた。
「それらは何でしょうか?」
師はこうお説きになった。
「一.充分な資質を持った師に仕えることが大切である。
二.口頭での教えを持つ師に長く従うことが大切である。
三.至高の三宝に堅固に帰依することが大切である。
四.たとえ細微なことであっても不徳で悪しき行為は避けることが大切である。
五.無常について日中に三回、夜に三回、思索することが大切である。
六.有徳なダルマを修習することにおいて、勤勉であることが大切である。
七.どんな時でも、衆生に対する慈愛と慈悲を培うことが大切である。
八.外見や物質的なものへの執着をうまく退けることが大切である。
九.正確な口頭の教えに確信を得ることが大切である。
十.サマヤと誓いを正しい態度で守ることが大切である。
十一.自身の心を明確に理解することが大切である。
十二.ふさわしくない人に秘密の教えを漏らさないことが大切である。
十三.瞑想する時には努力することが大切であり、平静な場所に住むことが大切である。
これらを修習するとき、あなたの修習は成功するだろう。」
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