スワミ・プレーマーナンダの教え(2)
ブラフマチャリヤーとは、誠実さと尊敬の念をもって、ジャパ、聖典の学習、瞑想、そして儀式的な礼拝を実践することを指す。
厳格な苦行とは、言葉が心と一致することをいう。
この状態は、規則に則ってブラフマチャリヤーを誓いつつ、少しばかりのマントラを唱えるだけで成り立つようなものだろうか?
シュリー・ラーマクリシュナは、すべての宗教におけるすべての派の偉大な導き手であった。
お互いの欠点を見るのではなく、親切や長所だけを見なさい。
シュリー・ラーマクリシュナがおっしゃったように、『籾殻をはねながら、良い穀物だけとどめておく箕(ふるい)』のようでありなさい、決して良いものを駄目にし、価値のないことを押しとどめてはならないよ。
わたしたちは、世界をラーマの顕現であると見て、自由に動かなくてはならない。
誰かを憎んだり苦しめたりすることは、世界中に遍在するラーマを憎み苦しめることになるのだよ。