スワミ・トゥリヤーナンダの書簡集(35)
1914年10月1日
カンカルにて
親愛なるXへ
アシュウィン月11日付けのあなたの手紙を受け取りました。
あなたの健康状態が良くないと聞いて、案じています。
霊性の実践を続けてください。
母なる神の恩寵によって、あらゆる問題が消え去るでしょう。
あなたの健康状態が良くても悪くても、修行をやめてはいけません。
しばらくのあいだ、絶え間なく、そして真剣に実践してください。そうすれば、あなたの健康状態はきっと良くなるでしょう。
心が純粋かつ静かになると、肉体も病から解放されます。
霊性の実践だけが、心を純粋にすることができるのです。
実践、実践するのです。自己中心的な動機を捨ててサーダナーを実践するのです。
人は神への愛と献身を培わなければならず、そのとき、心はおのずと世俗的な対象から引き離されるでしょう。そのとき、肉体についての考えはあなたをそれほど悩ませなくなり、母なる神についての考えが心を満たすでしょう。そしてそうなったとき、人は至福の海に浮かぶのです。
愛と最高の願いを込めて
トゥリヤーナンダ