スワミ・トゥリヤーナンダの書簡集(13)
1912年4月29日
カンカルにて
親愛なるシュリーへ――
4月21日付けのあなたの手紙を受け取りました……。あなたが数日間ヨーガアシュラムに滞在すると決めたことは素晴らしいことです。しかし、慌てないでください。むしろ、平静かつ落ち着いた態度を保ってください。常に心の内に神を思い出すようにしてください。間違いなく、環境はそのような想起の流れを邪魔しがちですが、しかしそうであっても、神を思い出す実践を強めることを怠らないでください。むしろ、あなたの実践を心から続けてください。
「木は嵐で揺らされれば揺らされるほど、その根は丈夫になります。」――この考え方を常に心にとどめておいてください。困難や障害が大きければ大きいほど、より強い忍耐が必要となります。
実際には、神の恩寵によって物事はすべて好ましいものになります。求められるのは忍耐、着実さ、そして揺らぎない信です。
恐れることはありません。神のもとに避難し、そして一日中常に彼のことを思い出してください。すべてはうまくいきます。そのことに疑いの余地はありません。
わたしはあと二、三ヶ月ここにいるつもりです。心配しないでください。主があなたをどこに置いてくださっても、それはあなたのためなのです。彼は何が最善なのか知っておられます。彼にすべてをおまかせし、そして彼を忘れないようにしてください。――それがあなたの義務です。あなたがどんな場所や状況に置かれるか、そして彼があなたに何をおさせになるかは、彼の責任です。あなたとしては、ただ自分が彼を忘れていないかを確かめればいいのです。もしあなたがしばらくこのことを継続的に実践するなら、すべてが容易になるでしょう。
彼があなたに彼のことを常に思い出させてくれるよう、心から祈ってください。彼はあらゆることを知っておられます。彼はわれわれの心からの誠実な祈りに答えてくださいます。
あなたの安らぎを祈る者
トゥリヤーナンダ