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スワミ・トゥリヤーナンダの書簡集(12)

                             1912年4月25日
                             カンカルにて

 

 親愛なるシュリーダル[スワミ・ニルパマーナンダ]へ

 4月19日付けのあなたの手紙を受け取りました。わたしにはあなたがこのあいだの手紙の意図を理解しているのかどうか分かりません。

 なぜあんなおかしなことを書いたのですか? なぜ自分のことを動物とほとんど変わりがないなどと考えるのですか? あなたの心には本当に多くの献身の心があるのです。あなたは幸運であり、多くの人たちよりもずっと優れています。
 人は自分のことを無価値だなどと思うべきではありません。あなたは神によって守られていて、彼はまさにあなた自身であると知ってください。――そのとき初めて、あなたは進歩するでしょう。
 師は自分のことを「何の役にも立たない」と言う者は「何の役にも立たない者」になると、よくおっしゃっていました。スワミジもまた同様のアドバイスをし、人びとが自分のことを低く見ることをけっして許しませんでした。
 師はわれわれに、自分は神のものであると思いなさいとお教えになりました。自分は神に体と心を捧げているのだということを、真剣に修習してください。これはあなたの役に立つでしょう。

                             あなたの安らぎを祈る者
                             トゥリヤーナンダ

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