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シュリークリシュナ・カルナームリタ(6)

愛の戯れのベッドから生じる主のヴィジョンが、わたしの心の中に目覚めますように。
 ラーダーとクリシュナの腕輪がわずかにチリンチリンと鳴り、二人の手はクリシュナの黄色い衣を掴んでいます。
 二人の髪の毛は乱れ、クリシュナのクジャクの羽は髪から取れています。
 再び、二人の気まぐれでいたずら好きな性分が顔を出し、ラーダーはクリシュナを抱きしめるのです。

 主クリシュナに礼拝いたします。
 クリシュナは、耳と心に心地よい、ゴーピーたちの冗談話を聞くために、
 いらずらっぽく目を閉じて、寝たふりをしています。
 クリシュナは感情を抑えようとされるが、お優しい笑みが少しずつ唇からこぼれ落ち、
 髪が逆立ち、もう愛の満ち潮を抑えることができないのです。

 クリシュナは、華麗な少女ラーダーの胸に、葉っぱや草木の芽を飾ったときの思い出に浸っています。
 クリシュナは、ヴリンダーヴァンの森を彷徨い、
 美しい踊りで、その森に御足の跡を装飾されるのです。
 わたしは、主クリシュナ以外、何も目に入らない。
 わたしが礼拝するのは、ただ主クリシュナおひとりだけ。

 いつ、ああ、いつわたしは、少年クリシュナにお会いできるのでしょうか!
 あの、この上なく美しい、比類なき王に!
 そのクリシュナのヴィジョンと共に、いつわたしは、
 最上の旋律という飾りをつけた、あの横笛の調べという溢れ出るアムリタを経験できるのでしょうか!

 クジャクの羽を飾った子(クリシュナ)はいつ、
 優しい笑顔という蜂蜜が滴る、その月のような御顔で。
 わたしたちをなだめ、落ち着かせてくださるのでしょうか?

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