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サーダナーの指針の花輪(301~310)

301.
 心は、毎日磨かないと光沢を失うプレートのようなものである。
 日々の規則的な瞑想修行によって心を浄化するのを怠ると、心はけがれていってしまう。

302.
 真理を語れ。それは人を心配や悩みから解放し、安らぎと強さを与える。

303.
 真理を語ることは、最も重要なヨーギーの資格である。
 もし秤にかけるならば、一つの真理は、1000回のアシュワメーダの儀式よりも、遙かに重い。

304.
 神は真理である。
 真理を語り、思考・言葉・行為を真理によって念正智することによって、神は悟られる。

305.
 ①誠実
 ②自己の制御
 ③うらやみから来る闘争心がないこと
 ④許すこと
 ⑤謙虚
 ⑥忍耐
 ⑦嫉妬がないこと
 ⑧慈悲行
 ⑨思いやり
 ⑩平等なる慈愛
 ⑪念正智
 ⑫絶え間ない慈悲
 ⑬他者を害さないこと
 これらは、真理の十三のかたちである。

306.
 もし本当にそれが衆生の大いなる利益となる場合は、嘘をついてもよい場合もある。
 たとえば悪しき王が、正当な理由なく、ある聖者を死刑にしようとしていたとする。
 このとき、もしあなたが嘘をつくことによってその聖者が救われるとしたならば、この嘘はまさに真実である。

307.
 常に真実を語ることによって、ヨーギーは「ヴァーク・シッディ」を身につける。
 彼が考えたり話したりしたことは、すべて真実となる。
 彼は単に心に思うことによって、何でも成し遂げることができる。

308.
 「真我は、誠実の厳しい遵守によって到達できる」
 「誠実さより偉大なるものはない」
 ――これらは、聖典においてハッキリと宣言されている。
 ユディシュティラとサティヤヴラタ・ハリスチャンドラの人生を見本としなさい。彼らは自らに危険が迫る状況においても、誠実さを手放さなかったのだ。

309.
 奉仕行や布施行は、人から強請されるものではなく、自発的なものでなければならない。
 「与えること」は、あなたの習性にならなければならない。
 「与えること」が、あなたの喜びでなければならない。
 

310.
 布施や奉仕をおこなうとき、次のように考えてはいけない。
「私は大きな布施や奉仕をおこなった。
 私は天で幸せを楽しむだろう。
 私は来世、金持ちに生まれるだろう。
 布施や奉仕によって、私の悪業が浄化されるだろう。
 私のような慈悲深い人間は、他にいない。
 人々は、私が慈悲深い人間であると知るであろう。」

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