グル・リンポチェ(大聖パドマサンバヴァ)(33)
22.マ・リンチェン・チョクは、ペンポ渓谷で生まれました。彼は、その当時のチベットにおいて最も知的能力の高いといわれた9人のうちの一人でした。そして彼もまたシャーンタラクシタによって「最初の7人のチベット僧」として選ばれていました。
彼はナーガルジュナの哲学の支持者であり、またグヒャガルバ・マーヤージャーラ・タントラの学者でした。
また彼はシャーンタラクシタ派の支持者で、中国の摩訶衍師を負かした有名なサムイェーの宗論では、カマラシーラの隣に座っていました。
彼は修行によって悟りを得て、多数の仏教経典をチベット語に翻訳し、またグル・リンポチェから数々の教えを受けました。
また彼はまるで泥のように岩を切り裂いたり食べたりして、密教的力を見せました。