これをバクティと呼べようか
これをバクティと呼べようか
心のけがれを除かずに
ティラクを描き 髪洗い
この身を卑しく堕落させ
欲望は野犬のようにさまよって
怒りは強く胸に燃え
こんな心で、どうして会えよう ゴーパーラに
雄猫のように快楽を求め
自分の欲望に餌を投げ続け
私は主を求めずに
あさましくけがれた欲に負けた
膨らんだ慢心は空高く
己自身をあがめあげる
プライドは山のように高まって
智慧の水は枯れ果てた
私の心の奥底のすべてを 主は知られる
いかに隠し事ができようか
この世の望みは捨て去って
哀れみ深き 主を愛されよ
私はクリシュナのしもべです
他には何もいりません
Mirabai
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