「俗世を捨てる歌」
おお、主、わがグル、あなたの慈悲によって私は遊行いたします。
私の喜びと悲しみは、あなたの知られるところ!
すべてのサンサーラ、カルマの輪の中に絡みとられた者
彼らは皆、救済の命綱を断ち切られる。
衆生は、悪業を積むことに忙しい。
そして後に地獄の苦しみを味わう。
親類知人への情愛は、悪魔の城。
これを築けば、苦悩の炎の中に落ちる。
富を蓄えても、それは他のものになる。
人が蓄えるすべてのものは、敵の所有となる。
笑い騒いで貪るお茶やビールは毒である。
それを飲めば、解脱のための生命の動脈を破裂させる。
叔母が畑に払った代価は、貪りから搾り出されたもの。
それを受け取れば、餓鬼として生まれる。
叔母の言葉は、怒りの言葉である。
同じ言葉を話すなら、一大騒動と破滅をもたらす。
叔母よ、わたしの家と畑を取りなさい。
それを取って、幸福になりなさい。
わたしはダルマへの帰依によって、
俗世の騒ぎを洗い流し、
究極の真理の寺院への道を歩もう。
哀れみによって悪魔を鎮め
すべての中傷を風に散らし
より高い目的に顔を向ける。
おお、その本質が不動である、御身、慈悲深きグルよ。
あなたの慈悲をたれたまえ。
この托鉢僧が、寂静の地に堅く踏みとどまることができますように。
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