yoga school kailas

ナーロー年表

 マニアックな話ですが笑、インド密教の大聖者ナーロー(ナーローパ)の伝記をもとに、簡単な年表をまとめてみました。

11歳ごろ カシミールに行き、カーラチャクラ・タントラその他を三年間学ぶ。

14歳ごろ 学者を引き連れて城に帰り、中観派や唯識派の基本経典、密教の基本経典、ヘーヴァジュラ・タントラその他を3年間学ぶ。

17歳ごろ ヴィマラディーピー(のちのニグマ?)と結婚する。

25歳ごろ 離婚し、アーナンダーラマ僧院で、ジャータカマーラー、グヒャサマージャ・タントラその他を三年間学ぶ。

28歳ごろ カシミールで正式に出家し、マハーマーヤー、チャトゥピータなどを三年間学ぶ。

31歳ごろ プッラハリで六年間過ごし、教えを布教し、またいくつかの作品を書き、シャーサナダラという名前で有名になる。

37歳ごろ インド一の仏教僧院・研究機関であるナーランダー僧院に入り、アバヤキールティという名前でナーランダーの僧院長となる。

45歳ごろ ティローの姉であるダーキニーが老婆として現れ、グル・ティローを探すように勧告する。ナーランダーの僧院長を辞職し、グル探しの旅に出る。

※ここからティローに弟子として受け入れられるまでの期間は不明。この最中にナーローは「12の小さな試練」を受けるが、その試練と試練の間はそれほど開いていないように思えるので、仮に1年とする。

46歳ごろ? ティローに受け入れられるが。ティローは教えを与えずに、瞑想に没頭してしまう。ナーローはティローの身の回りの世話をしつつ、教えを請う。

47歳ごろ? ティローがナーローに第一の試練(塔から飛び降りる)を与え、ヴァジュラサットヴァなどの教えを与える。

48歳ごろ? ティローがナーローに第二の試練(炎に飛び込む)を与え、「一味」の教えを与える。

49歳ごろ? ティローがナーローに第三の試練(村人に袋叩きにされる)を与え、帰依の教えを与える。

50歳ごろ? ティローがナーローに第四の試練(ヒルや害虫に体中を食われる)を与え、熱のヨーガの教えを与える。

51歳ごろ? ティローがナーローに第五の試練(熱した脂肪を体に押し付ける)を与え、幻身のヨーガの教えを与える。

52歳ごろ? ティローがナーローに第六の試練(幻の男を追いかける)を与え、夢のヨーガの教えを与える。

53歳ごろ? ティローがナーローに第七の試練(大臣を引きずり回すように言われ、袋叩きにされる)を与え、光のヨーガの教えを与える。

54歳ごろ? ティローがナーローに第八の試練(女王を引きずり回すように言われ、袋叩きにされる)を与え、意識を移し替えるヨーガの教えを与える。

55歳ごろ? ティローがナーローに第九の試練(王子を引きずり回すように言われ、袋叩きにされる)を与え、復活の教えを与える。

56歳ごろ? 第十の試練。ティローの指示で、ナーローはある女性としばらく一緒に暮らし、苦しみを味わう。カルマムドラーの教えを与えられるが、その後、女性と一緒に暮らしていることをティローに叱責され、ナーローは石で自らのペニスを打つ。

57歳ごろ? ティローがナーローに第十一の試練(例の女性を強引に奪われる)を与え、マハームドラーの教えを与える。

58歳ごろ? ティローがナーローに第十二の試練(自分の体をバラバラにしてマンダラを作る)を与え、バルドの教えを与える。

 その後、ティローは臭くて汚いものでいっぱいになった骸骨の器をナーローに渡し、食えと言う。ナーローがそれを食べると、それはおいしかった。
 そしてその他いくつかの教えを与え、ナーローはグル・ティローと心において一つになった。

 その後、年は不明な出来事

・ナーローはある国で王から王女を与えられる。ナーローは王女とともに毎日鹿狩りに出かける。大臣たちがそれを非難し、ナーローと王女は火あぶりの刑にされるが、死ぬことはなく、逆に王や大臣たちを教化する。

・別の国に行き、小さな子供のようにふるまい、泣き、笑う。

・ティローから新たな教えを受け、ナーローはティローの心の特質のすべてを吸収し、最高の悟りを達成し、ヴァジュラダラの境地に到達する。

・その後、ナーローはティローから衆生救済のために働くように指示され、弟子たちを導き始める。

・マルパがチベットからやってきて、ナーローはマルパに多くの教えを伝授する。マルパはナーローのもとに十二年半とどまり、修行する。

・マルパはいったんチベットに帰った後、再びインドにやってきて、ナーローのもとで六年間修行する。

85歳ごろ ナーローは肉体を捨てる。

 その後、マルパは再度インドにやってきて、特殊な状態にあったナーローに会い、ナーローのもとで三年間修行する。

share

  • Twitterにシェアする
  • Facebookにシェアする
  • Lineにシェアする