◎三種の言葉
◎三種の言葉
【本文】
勝利者は、人には三種の言葉があると説いています。すなわち、快い言葉と真実の言葉と偽りの言葉で、それぞれ蜜と花と汚物に似ています。そのうち最後の言葉を捨てるべきです。
これは書いてあるとおりですね。快い言葉、真実の言葉、偽りの言葉――最後の偽りの言葉というのは、これは実際はさっき言った、四つの悪い言葉全部含んでいます。
真実の言葉というのは、もちろん真理の言葉ね。法施のことですね。
快い言葉というのは、安らぎの布施といってもいい。真理の教えを語っているわけじゃないんだが、その人を安らがせるような言葉だね。その人を安心させるような言葉。
そうじゃない、さっき言った、悪口とか、嘘とか、人を仲たがいさせる言葉とか、意味のない言葉とか――これは全部捨ててくださいということだね。
-
前の記事
◎無常な心 -
次の記事
クリシュナの物語の要約(1)「クリシュナの誕生」