仏教史年表(+ヒンドゥー教史、その他)(4)
701 大宝 1 日本 僧尼令(大宝律令)
702 大宝 2 諸国に国師を置く
中国 (~719年)慧日、インド・南海旅行
「往生浄土集」「般舟三昧讃」「西方讃」
710 和銅 3 日本 平城京へ遷都
718 養老 2 養老律令
行基(668~749)
社会事業・産業開発に貢献
天皇・皇后への受戒
東大寺建立の勧進
720 養老 4 道慈(670~744)
唐より帰朝「金光明最勝王経」を伝来
三論・大般若経を講ずる
「浴像経開題」「愚志」
723 養老 7 興福寺に悲田院・施薬院を設ける
741 天平13 国分寺・国分尼寺の創設
天平
749 勝宝 1 東大寺大仏の完成
天平
752 勝宝 4 東大寺大仏開眼供養
天平
754 勝宝 6 鑑真(688~763)が日本に四分律宗を伝える
東大寺に戒壇院を建立
「唐大和上東征伝」
天平
759 宝字 3 唐招提寺建立
インド 寂護(シャーンタラクシタ)(730~790)
「タットヴァサングラハ」(「真理綱要」)
「中観荘厳論」
蓮華戒(カマラシーラ)(740~800)
「広釈菩提心論」(「バーヴァナークラマ」)
「菩提心観釈」「タットヴァサングラハ註」
師子賢(ハリバドラ)
「現観荘厳光明」
チベット 寂護(シャーンタラクシタ)、
蓮華生(パドマサンバヴァ)
により、インド密教伝来
天平
761 宝字 5 下野薬師寺と筑紫観世音寺に戒壇創設
道鏡(~772)が政権を握る
774 宝亀 5 空海生誕(~835)
775 チベット サムエ寺院建立
チベット人最初の出家者6人
蓮華戒(カマラシーラ)が来る
781 天応 1 日本 善珠(724~797)
「因明論疏明燈抄」
智光(~776)
三論宗「浄名玄論略述」
道蔵
成実宗「成実論疏」
795 延暦14 思託
「延暦僧録」
護命(750~834)
「大乗法相研神章」
安澄(763~814)
「中論疏記」
玄叡(~840)
「大乗三論大義鈔」
豊安(~840)
「戒律伝来宗旨問答」「戒律伝来記」
義真(781~832)
「天台宗義集」
普機
「華厳一乗開心論」
7~8世紀 インド 大日経
金剛頂経
8世紀後半 インド グヒャサマージャ・タントラ
8~11生起 インド へーヴァジュラ、チャクラサンヴァラ等の無上ヨーガ・タントラ
800 東南アジア インドネシアに大乗仏教が入り栄える
ボロブドゥール大塔、セヴ寺、ムンドゥ寺
ジャヴァ仏教栄える(750~850)
チベット 「デンカルマ目録」成立