パドマサンバヴァの秘密の教え(52)「身・口・意のサマヤ」
◎身・口・意のサマヤ
師パドマはこう仰った。
「ダルマを修習しているとき、サマヤを守らなければならないが、それは困難だ。」
ツォギャルは尋ねた。
「どのようにサマヤを守るべきなのでしょうか?」
師はこうお説きになった。
「師を実物の仏陀としてみるなら、解脱した身体のサマヤを保っている。
師の言葉と教えを如意宝珠として受け取るなら、解脱した言葉のサマヤを保っている。
師の口頭での教えを甘露として受け取るなら、解脱した心のサマヤを保っている。
イダムを受容することも拒否することも止めたなら、身体のサマヤを保っている。
あなたがマントラについて疑いがないなら、言葉のサマヤを保っている。
あなたが心のエッセンスの自然な状態の意味を理解したなら、心のサマヤを保っている。
いずれにせよ、心が純粋なとき、サマヤは純粋である。」
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