グル・バクティヨーガ(69)「聖典におけるグルの賛美」
◎聖典におけるグルの賛美
グル・バクティの栄光は、バーガヴァタ、ラーマーヤナ、マハーバーラタ、ヨーガ・ヴァシシュタなどの中で生き生きと称えられている。それらを日々学びなさい。あなたは鼓舞されるだろう。
悟りを得たグルによって書かれた本は、消極的な意味でのサットサンガである。あなたがそれらを信と献身をもって読むならば、あなたは完全にあなたの聖なるグルとの交際の中にいる。
グルの恩寵は、道において真剣に奮闘し、神の悟りを渇望している、価値ある弟子にのみ降る。
現代の弟子は、楽で快適な人生を送りたいと思っており、グルに従うことなく、グルの恩寵を期待をしている。
グル・ナーナク、トゥルシーダース、シャンカラーチャーリヤ、ヴィヤーサ、ヴァールミーキーらは皆、グルや偉大な魂との交際の栄光を何冊も書き綴った。
プランダラ・ダース、ミーラーバーイーたちは、グル・クリパー(グルの恩寵)の栄光を歌った。
神や聖典への信、グルと神への愛と献身は、定期的にサットサンガを行なっている者たちの中に徐々に育っていく。
グルとの交際は、需要と供給の問題である。そこに誠実な需要があれば、供給はすぐにもたらされる――これが自然の動かしえぬ摂理である。
神の悟りを本当に渇望しているのならば、あなたはまさにすぐそこに霊性の師を見つけるであろう。
悟りの境地に達した偉大なるグルとの交際は、獲得し難く、近づき難く、利益がある。あなたが誠実に信仰をもって祈るならば、それは自らあなたのもとにやってくる。